2011年7月23日土曜日

BRM717宇都宮200kmロマンチック片道

7月の連休を利用して、宇都宮の方に遠征してきました。
参加したのはコレ
BRM717宇都宮200kmロマンチック片道

距離200kmなのに、獲得標高5000m超えとか
とんでもないコース。
勿論、文句なしに今まで一番。
大丈夫なのか、すんごい不安。。

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■スタートまで
前の日に泊まってた雀宮駅から、スタート地点まで20km自走。
朝はそんなに暑くなかったので、お、これは!とか思ったけど、そんなことはなかった。

途中、友達の @mojakichi0624 さんに遭遇。
って、まったく用意してねーw 大丈夫なのか。。

意外とアップダウンある、宇都宮森林公園を抜けて無事スタート地点へ。
ちょうど、5時スタートの方々が出てく所でした。


行ってらっしゃーい。

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■スタート~PC1
車検を終えて、第1ウェーブでスタート。
いきなりの坂で、この先の厳しさがうかがいしれるというもの。
今回は、完走すればタイムはいいやと思っていたので
なるべく脚に負担が来ないよう、即インナーロー。

そのままK70~文狭~K149と進むと、だんだんと人気のない林道へ。
きたきた。
これは峠の匂いw

今回最初の峠、滝が原峠。
頂上に行くほどに勾配がきつくなるという、ちょっと嫌らしい峠でした。
ここは、まだ涼しく脚もサラ脚なので特にキツイという印象もなくクリア。
途中、MTBの人に抜かれたので頑張っておいかけたんですけど、うーん速いっ。

そのまま気持ち下って、すぐに日光いろは坂。
まさか、自転車でここに来るとは。。

いろは坂は勾配はないけど、長いのが特徴。
ここでもMTBの人に抜かれます。
平地で抜いて、坂で抜かれるのはちょっと悔しいなぁ。。




ここらでちょっと休憩。コーラ一気飲み。
うーん、いい天気!
おまけに標高が高いのか、気持ちいい風!

ブルベじゃなければ、ノンビリ湖一周とかしたいな~。
でも、ゴールは草津。
さぁ漕ぎ出さねば。




や、写真撮るために止まったんです。仕方なく仕方なく。
金精峠は長すぎ。。でも天気と景色は最高でした。

スタッフの方による頂上チェックを通過して、下って下ってようやく前半戦終了(PC1到着)。
体力的には、消耗してる感はなく脚も残ってるので、お、いけるかなぁと思ってました。
頭の中には、暮坂峠とあとラスボス渋峠、PC1~PC2はまぁ大丈夫だろうとか。

これが、のちのち誤算に。。

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■PC1~PC2
とにかく暑い!
ジリジリと照りつける太陽と、道路からの照り返しで体に熱がこもって朦朧としてくる。。
なんでもない坂が辛い。体に力入らない。
ロックハート城への坂途中で、個人商店があったので
たまらずコーラ補給。
ガリガリ君も置いてあったので、うまくクールダウン。
『ガリガリ君ありますよ〜。』と、後続の方々にも声かけるとみんな引き寄せられるように休憩。

ブルべの方ですか〜?と声かけられて、塩飴もらったり
なかなか楽しい時間でしたけど、走り始めると
休憩で貯めた冷気もすぐに蒸発。。

暑い。

峠を超えても力が湧いてこず。。
この先大丈夫なのか。

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■PC2〜ゴール
PC2で、がっつり休憩して
(いろはす一本全部体にかけるとか豪勢な事したり)
なんとか走りだし。

相変わらず陽は強く、陽炎が揺らめくかのような熱気。
K55に入ると、徐々に勾配がきつくなる。
日陰もない。ボトルの中身はすでにお湯。
飲んでもまったく温度が下がらず、きつくて泣きそうでした。

思い返してみても、ここが一番きつかった。
途中で湧き水が無ければ、ここで心が折れてたかも。



まさに命の水。
頭から被って貯まった熱をばっさり洗い流す。
たっぷり帽子にも含ませて再スタート。

体も復活して、順調に頂上もパス。
頂上では、ログハウスがあって参加者がソフトクリーム食べてました。

いいなぁ。

とうとう残すは渋峠含む30kmほどの登り。
この時点で、残り3時間弱ほど。
いつもなら問題ないレベルだけど、あちこち体が不調が。

足の裏と掌が特に痛い。
SPDだとやっぱり踏み面が小さいからダメなのか。。

まずは草津までの登り。
だんだんと陽が落ちてきて涼しい。

もう無心。
ひたすらペダルをこいで前に進む、上に登る。

ようやく草津。
最後のセブンイレブンで補給。
既に固形物は受付ないので、コーラ。
今日だけで、どんだけ水分を消費したんだろ。

草津内も意外とアップダウンありで、ようやく草津のスキー上前の最後のキューシートのポイント。

後は全て道なり。
ここで、残り20kmで18時くらい。

ヤバイ。ギリギリ。
もう回す力もないので、足が続く限りペダルを踏む踏む。

途中、LEGONジャージのカウベル付けた人に猛烈な勢いでパスされると
さらに、もう一人にも華麗に抜かれる。
負けずに追いかけるけど、もう亀のようにしか進まない。

もってたアンパンを残り2個いっぺんに食べて、最後と言い聞かせて振り絞る。
自転車乗ってて、一番頑張ってこいでるかも。

硫黄の匂いがする所もパスして、残り5kmくらいの所で
5時スタート組の人たちが、集団で降りてくるので手を振って挨拶。

あともう少し。
時間はもう30分くらいしかないけど、ここまできたらタイムアウトでもいいや。

最後の上り返しがきつい。
霧も出てきて、ゴールが見えない。
でも、緩い下りになったので距離はだいぶ稼げてきた。
さっきの抜いてった人が、「もうすぐそこっ」って大きな声で教えてくれる。


ゴール。
感無量。
13時間12分。
いや長かった。。よく走れたなぁ。

スタッフの方が、寒い中待っていてくれました。
本当に嬉しかった。

しばらくゆっくりして、草津YHまで下ってこの日は終了。
やー、疲れた一日だった。

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